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情報の透明化する社会における実績やレビューの意味

  最近の記事では、個人が仕事でお金を稼ぐためのポイントを事細かにご紹介してきました。最初は時代の変化から初め、これからは個人レベルで仕事をするのが当たり前の時代であると論じ、そこから、個人が持つべき資質にまで話を進めました。昨日の記事でご紹介したのはブランディングの話です。インスタグラムや子供性質なども取り上げ、人間は、本来、その姿をよく見せようとするものであり、ブランディングを行うのは自然な流れであるという話でした。そして今回は、そのブランディングに関連した、レビューや実績の話です。前回の話をちょっとだけ振り返ってみましょう。クライアントから案件をもらうためには、信頼を獲得する必要があります。そして、信頼感を醸成するには、それに足るだけの確実な実績が必要だということです。ここまでの話となりました。これの続きが、透明性との関係です。   透明性が増す社会   透明性がどんどんと増していきます。これは避けようのない事実です。あなたがどのような仕事をしていて、どのような実績があって…このような情報はもちろん積極的に自分自身で発信するべきですが、それ以外にも、どんどん明らかになっていきます。是非ともその状況を味方につけましょう。例えば、過去はこんな感じでした。会社でうまく仕事をこなして、上司に褒められて、これだけ。またはよっぽどいい場合でも、取引先の人に「どうも」と言われておしまいです。これの意味がわかりますか?恐ろしい状況です。どれだけ頑張ってもそれがあなたの実績として認められないのです。例えば、上司や課長や部長の手柄になるのは当たり前。今の社会はそんな様相を呈しています。会社に勤めている人なら、嫌という程、この経験があることでしょう。そんな社会はもう過去の話です。これからは、実績が透明化します。   レビューサイトを通した透明化   透明化の一番の例がレビューサイトです。あらゆるウェブサイトで顧客による正直なレビュー制度が採用されています。これは完璧とは言えませんが、かなり優れたシステムです。レビューシステムのない社会など想像するのが難しいほどです。以前は、それこそ、信頼できるかわからないけど、とりあえず注文してみることもたくさんあったことでしょう。そして現代のレビューです。Amazonのカスタマーレビューが一番、身近な例でしょうか。このレビューシステムは何も商品だけでなく、サービスなどにも広く適用されています。企業のウェブサイトを見ても、本当にその会社が信頼できるのか、全くわかりません。「弊社は業界を代表する存在であり」などと言われても結局のところは「それは、あなたの自負にすぎないでしょ」となるわけです。そんなウェブサイトは、Amazonのようなレビューが反映されたシステムの前では、全く存在しないも同然です。結局は自慢であったり、自分のいいように切り取った解釈のオンパレードなのですから何なら見ないほうがマシです。是非ともこの点を頭の片隅に入れておいてください。今後、自分の商品やサービスを宣伝するためにウェブサイトを作ることになるかもしれません。そんな時には、必ず、自分が勝手に言っているだけ…と判断されないように工夫を凝らす必要があります。   レビューサイトは信用できるのか   これに派生して、レビューは本当に信頼できるのか、というテーマにも迫っておきましょう。必ずしもレビューが全て信頼できるとは言えません。もちろんサクラもあります。Amazonでさえ、平然とサクラのレビューが横行しているくらいです。これの取り締まりは簡単ではありません。まず、どれがサクラでどれが本物のレビューなのか境界線がはっきりしていないので、簡単に禁止措置も実行できないのです。このような意味で、まだまだ課題はありますが、レビューが全然存在しなかった(人に聞いたり、フォーラムで質問をしたりする必要があった)時代に比べると幾分いいものです。レビューサイトが信用できるか…と言えば、まだ、個別のレビューについて各自の判断力が試されます。明らかに変な日本語であったり(中国の業者が請け負っている)しないか、自分の目で確認する必要があります。   今回の記事を読んで頂いて「自分の見せ方」であったり「他者からの評価」の活用方法について少しでも意識を刺激することができれば幸いです。  

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個人ベースで仕事をするために必要な要素

  前回の記事では、個人ベースでの仕事がこれから一般的になってくるというお話をしました。ほぼ間違いなく、そんな日はやってくるでしょう。むしろ、もうすでにその片鱗は見えています。フリーランスという働き方もそうですし、以前よりも起業のハードルも下がっていますし、会社を興すことなく、例えば、Instagramなどを介してお金を稼ぐこともできる世の中です。会社での勤務やそれ以外での収益の境目はどんどん消失しています。会社の中でも副業を許可するものもあります。新しい生き方です。今回は、個人ベースで仕事をする上で欠かせない要素について議論してみたいと思います。   個人で働くなら個人で仕事を獲得せよ   まずは、一番大事な部分です。会社に勤めていると、いやでも仕事が回ってきます。もう業務が手いっぱいで如何しようも無い…そんな状況でしょう。考えるだけでもストレスになりそうですが、見方によっては、これは非常にありがたいことかもしれません。逆の場合を考えてみましょう。個人ベースで仕事をすると、自分の仕事は自分で手にする必要があります。誰も「今日はこれだけやっておいて」と餌付けをしてくれないのです。会社での勤務のメリットは完全にそこにあるでしょう。待っているだけで、仕事を与えてもらえる。一度、個人での仕事をしてみるとわかることですが、仕事があって、それでお金を稼げるのはありがたいことです。会社勤めが当たり前になっていると、意外とこの事実が見落とされてしまうものです。今一度、考えてみてください。仕事があるって実はすごい有り難いことなのです。   個人ベースで仕事をすると日々の業務のありがたみがわかる   会社にいると本当にわからないものですが、個人で仕事をすると、日々の業務があることのありがたみを痛いほどに感じます。例えば、個人での仕事を始めたばかりであれば、誰も相手にしてくれないかもしれません。それが厳しい現実です。最初のお客さんは、往往にして知り合い、または、知り合いの知り合いでしょう。そんなところから、仕事がちょっとづつ始まっていくのです。ありがたみを感じますね。人とのつながりのおかげで、自分にも仕事がもらえる。そんな感動に浸れます。ここで、ある気づきにも出会えるはずです。それは「自分を選んでもらった、自分のスキルを信じてもらえた」という感覚です。会社で働いていると、不意に、無味乾燥な業務が回されてくる印象を受けます。しかし、本来、それは、あなたがその仕事をできるという信頼のもと成立している行為なのです。毎月、毎年、どんどんと給料というシステムの中で仕事をしていくと、この、一つ一つの仕事の大切さが埋もれてしまうものです。   「誰も仕事をくれない」という状況   会社で、仕事がいっぱいでもういやだ!という人は、是非とも一度、個人ベースで仕事をしてみてください。まず、驚くことでしょう。誰もあなたを雇ってくれないかもしれません。「かも」というよりも、かなりの確率で見向きもされないでしょう。仕方なく、低賃金の人気のない仕事に飛びつくかもしれません。それこそが、残された道だからです。これをやってみると、本当にたくさんの学びが得られます。大事なのはあなた個人のスキルであり、信頼度であり、実績なのです。会社の実績ではありません。いい会社に入っていれば、社員でいるうちは、もてはやされたり、誇りに思うこともあるでしょう。しかし、一度、会社を飛び出したらどうでしょうか?あなたの仕事力は?社会に投げ出された時のあなた「個人の値段」はいくらになるのでしょうか?是非ともこれを考えてみてください。これからの時代に欠かせない要素になること、間違いなしです。   個人の値踏みをする時代に   個人の値段がいくらなのか。それが重要視される社会になります。 AさんとBさんを比べて、どちらに仕事をお願いするのか。どちらの方が優れているのか。こんな比較が日常的に展開されるようになります。そんな時に自信をもって「〇〇が私の強みです」と言えるでしょうか?ここで、本質が試されるようになります。会社でうまいこと「仕事を卒なくこなしながら、出来るだけ楽をする」といった類の能力を振りかざしてうまくいっている人は現代社会にはいます。しかし、これからの世界では、路頭に迷うことになるかもしれません。いざ、「あなたの価値は?」と問われた時に「ギクッ」としてしまうのです。本質が試されるという意味で怖い社会かもしれませんが、透明性が高いと形容することもできるでしょう。  

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