仕事の生産性を上げるためのコツ

 

昨日の記事では、生産性を高めてくれるアプリをご紹介しました。生産性を高めるにはアプリは非常に便利な手段です。さっとスマホやパソコンに入れれば、すぐに毎日の生産性を変えることができます。今日はさらに話を推し進めて…生産性全体を扱うことにしましょう。アプリも活用しつつ…それでもメインはやはり生産性という概念そのものについてです。

 

生産性を高めるための秘訣は実はシンプル。基本に立ち返りましょう。生産性を高めるために、自分を動かす力。それを考えてみてください。世界にはあらゆる性格の人がいますが、興味深いことに、生産性を支える要素はほんの数個に集約できます。例えば集中力です。どれだけ集中力を引き上げられるのか。これで、時間の価値が決まります。集中力は生産性の土台だと言えます。そして、この集中を支えるのが緩和、つまり休憩です。集中と休憩は表裏一体。切っても切れない関係にあります。集中したければ、休憩の仕方を見直すべし。

 

休憩の仕方を考えてことはありますか?意外とこれをしっかりと意識している人はそこまで多くありません。集中する時間を決める人はたくさんいます。例えば、1時間だけ仕事に、勉強に集中しようという具合です。では、そのあとはどうでしょうか?「よし!」と気を抜いて、スマホを使い始め、知らないうちに1時間がけ経過…そんな経験がきっとあるはずです。私もそんな一人でした。昔は、休みの質を意識していなかったのです。思い出してみてください。そんな時に、休憩の質はどうでしょうか?スマホをいじっていたことで、気を紛らわしたかもしれませんが、活字を追ったり、メッセージをチェックしたりで、結局、脳が休まっていないのではないでしょうか?これは一番避けるべき事態です。休憩時間が長引いてしまう。さらに、結果的に、全然休憩すらできていない。空白の時間です。生産性を高めるためにはこの空白の時間と戦いましょう。

 

具体的に…何が空白の時間を生み出す原因でしょうか?よくあるのが、LINE、Twitter、Instagram、Facebook、YouTubeあたりです。漫画を読み始めて、何巻も読んでしまう…なども強敵ですね。これを意識して排除しましょう。少なくとも、このような中毒性のある要素は、仕事の合間の休憩時間にはいれないことです。一度開いてしまうと継続して没頭してしまうのがオチです。必ず、一日の一番最後の完全に休める時間にだけ限定しましょう。こんな簡単なトリックで、生産性が驚くほど上がります。

 

でも、そこまで強い意志を持つことはできるでしょうか?ふと、何気ないタイミングでLINEをチェックしてしまう?Instagramを呆然と眺めてしまう?世の中には強制力を持たせてくれるアプリが存在します。人間は怠ける生き物。これは、本来の性質なので仕方がありません。これを受け入れた上で、先に進みましょう。そんな人間が約束を守れるように、決めたことを継続できるように、便利なアプリやツールが存在するのです。例えば、MacのアプリSelf Controlは決めた時間内、一定のウェブサイトへのアクセスを制限します。魔が差して、YouTubeを開こうとしてもアクセスできないのであれば仕方がありません。このような、強制力は大いに活用してください。そしてロックがかかっていることを思い出すたびに「いけない、いけない」と我に帰るのです。

 

これはいわば、禁止や削減による、集中の加速です。もう一方向から集中を加速させることができます。それは奨励や報酬です。先ほどを義務とするなら、今度は自発的な集中を促しましょう。例えば、Plant Nannyというアプリは、継続することにご褒美を与えてくれます。それは植物の育成です。え…そんなことで?と思うかもしれませんが、効果覿面です。人間は目に見える成果をすぐに求める生き物です。すぐに達成感が欲しいのです。それをこのアプリが叶えてくれます。この欲求を満たすためには、アプリ以外の方法ももちろんあります。例えば、ノートに今日頑張ったこと…などを書き込んで、それを見返す習慣をつけるだけで、達成感を維持することができます。またフリーランスや自営業の人は、日々の売り上げをしっかりと記録することから、それをモチベーションにすることができます。あなたなりの、頑張りと成果のコネクションを見つけて、これを活用するようにしてください。視覚的にわかるもの(前述のアプリがこれ)や数値ではっきりと成長がわかるものが便利です。

 

生産性を上げる超オススメのアプリ(iPhoneとMac)

 

頻繁に「何かいいアプリはないかな」とAppStoreを散策する…そんな経験は?私にとっては意外なのですが、これをする人は少ないそうです。そうです。積極的に、または日常的にAppStoreを開き、アプリ探すをする人は…意外と少ないのですね。どうでしょうか?これを意外だと感じるでしょうか?そう感じれば、あなたは少数派です。まあそうでしょう、と思ったあなた。多数派です。

 

何が言いたいかというと…アプリは便利。簡単な言葉に集約しました。本当に声を大にして言いたいのです。アプリはどんどん活用すべきだと。きっと「もう活用してますけど」と反発をくらいそうですが、私は負けません。いや、むしろ協力して素敵な答えを見つけようじゃありませんか。話が脱線してきたので戻しますと…アプリ探しは常に続けていくべきなのです。そんな訳で、私が日々愛用している生産性を上げてくれるアプリをご紹介します。

Feedly

 

まずは大人気アプリFeedlyです。まだ使っていないというあなたはぜひ。活用しないのは正直勿体無いレベルです。まだ知らない人のために簡単に紹介すると…これは、RSSフィード系アプリです。気に入ったウェブサイトを購読して、新しい記事をサクサクと斜め読みすることができます。忙しい人には欠かせないアプリ。なにせ、各ウェブサイトを移動する時間が節約できますし、気になる記事に出くわしたら後から読むために保存することもできます。さらに、無駄に時間を浪費することもありません。というのも、ブラウザで適当にウェブサイトを徘徊していると…「あれ?今何の時間だっけ?」となることがあります。Feedlyを使って、記事を読む時間を決めてしまうのがオススメです。

 

IFTTT

 

何それ?アメリカの何かしらの団体ですか?…そんな気持ちになりますね。私も最初はそうでした。しかし今では「あ、あの欠かせないアプリね」です。IFTTTはトリガー系のアプリで、自分の好みの動作をカスタマイズすることができます。例えば、メールを受け取った時に添付ファイルがあれば自動でそれをGoogle Driveに保存することができます。これはとっても便利です。例えば、Gメールでは、添付ファイルがスレッドの一番下に表示されます。

 

後から添付ファイルを探そうとすると、下にずーーーっと移動する必要があります。かなり面倒です。しかし、上記の機能を使えば、Google Driveからすぐにアクセスすることができます。これはあくまでも一例です。IFTTTにはたくさんの機能があります。むしろ無限とでも言いましょうか。

 

Gメール、Evernote、Google Drive、Instagram、Facebook…数え上げればキリがありませんが、あらゆるサービスを連携して便利なルールを作ることができます。どこにいてもワンクリックでGoogleの地図で自分の家までの経路を検索することもできます。必ずあなたの役に立つ何かしらの機能があるはずです。チェックしてみてください。もちろん自分で作る必要はありません。色々なユーザーや企業などによって、面白い組み合わせが開発されています。個人的にオススメなのはGoogleカレンダーに一瞬で予定を入力できるものです。会話の最中で「じゃあ、〇〇日にしましょう」などと急に予定が決まるものですが、意外と、カレンダーにそれを入力するタイミングを逃してしまうと、忘れてしまうものです。だからこそ、できるだけ簡単にカレンダーに予定を入力できる仕組みは重要ですね。

Toggl

 

普通英語でToggleというと切り替えボタンなどを意味します。ほぼスイッチと同義です。このアプリの機能は時間のトラッキングです。つまり、何時から何時まで何をしていたのか、完全に把握できるようになるのです。しかも使い方は簡単。スイッチを押して、その業務なり仕事なりが終わったら停止を押す。これだけ、さらに、それぞれの時間について何を行ったのかを[プロジェクト]を通して選ぶことができます。あらかじめ、自分が行うことを登録しておけば簡単です。例えば、ジムでの運動でも、ピアノの習い事でも、何でも構いません。後からグラフで、自分の時間を確認できます。後から振り返ってみると意外なものに時間を使っていたり、意外なところで時間を無駄にしていたり、気づくものです。MacからでもiPhoneからでも利用できます。フリーランスで仕事をしていたり、個人事業をしている人には特に便利だと思います。

アプリを多言語化する前に知っておきたいこと(ローカライズの核)その2

 

今回はご要望にお応えしてアプリの多言語化についての記事の第二弾。まずは前回のおさらいをしてみましょう。翻訳と多言語化は違います。翻訳は意味が通じるように他の言語に変えることです。もちろん「直訳よりも先」に行った、ちゃんと意味の通るものなのですが…しかし、これだけでは不十分です。多言語化であればより「地元」に馴染んだものとなります。多言語化はいわばローカライズなのです…そんな話でした。

 

ここから、もっと先に話を進めてみましょう。

 

ローカライズを最初から考えておくことは非常に重要です。最初から…というのは、つまり、アプリの構想の段階からです。というのも、日本ではバカ売れするアプリでも海外では全然意味をなさない可能性もあるからです。例えば、大げさな例ですと…最適なウォシュレットの性能を探すためのアプリ…でしょうか。日本ではウォシュレットが普及しています。しかし、世界のあらゆる国で「わお、なんだこの水が出るハイテクな奴は!」という扱いです。

 

今でこそ、海外への進出が進んでいますが、まだまだ、日本ならではの製品です。そんなアプリを作ったところで、海外で利用する人がいるとは、なかなか思えません。では、どうすればいいのか。選択肢はいくつかありますが、まずは、「少しだけ調整して売れる可能性を探って」みましょう。日本ではウォシュレットを比較するような機能に焦点を当てて、海外では、日本のウォシュレットを輸入(向こうの人からすれば輸入です)するサポートとして機能させる…なんてことが考えられます。

 

そして、ここである疑問が。これはもはや別のアプリなんじゃないの?…そうですね、確かにそうです。ここで二つ目の選択肢です。あまりにも機能が変わってしまうようであれば、他の国には別のアプリとして展開する方が「辻褄があったり」もします。

 

もちろん、ある一定のブランド名を広めたい場合には、一つのアプリ名に固執するのもいいですが…あまりにもサービスや機能が変わるようであれば、個人的には別のアプリにしてしまうのをお勧めします。例えば、あくまでも、同じ会社が作っていますよという点をアピールさえしてしまえば、そのブランドの宣伝は十分にできるわけです。

 

ここでさらなる疑問が湧きます。そもそも、海外に無理に対応する必要はないのでは…?これも大事なポイントですね。例えば、先のウォシュレットの例では、このような思考回路です。1. 日本でアプリを作るぞ(むしろ、特に日本でとは意識しないものの、市場は自動的に日本になっている)。2. どのようなアプリがいいかしら。何かニッチ市場を狙えるものが…。3. ウォシュレットはどうだろうか。他にライバルがいないみたいだ。4. 海外への展開(多言語化)はどうしようか。5. 海外ではウォシュレットがそもそも普及していないので、機能を変えて売り込んでみよう。…と、こんな流れになります。どうでしょうか?ちょっと考えてみてください。無理に海外に展開しようとしていませんか?いかにも「海外展開を推し進めなければいけない」かのように。

 

私は、そんなことは決してすべきではないと思っています。大事なのは、海外展開を最初から検討することです。そして、検討した結果、あまりにも海外に売り込むことは難しそうだと判断された場合には、その時点で「日本限定でやろう」と決めればいいのです。無理に、「海外にはどうやったら売り込めるか」考える必要はありません。むしろ、必ず売り込む必要などないのです。これが負担になってしまっては意味がありません。ですので、あくまでも、海外に展開できる、多言語化できる勝算があるかどうかを「探る」ことに焦点を当てましょう。

 

なにせ、後から海外のことを考えるのは意外と大変です。細かな話をしますと、日本語と(例えば)英語であれば、語順が違います。英語のアプリではよく日付をあらわす時に「On …」と書きます。Onの後に日付が入ります。これを日本語に訳そうとしても(ローカライズしようとしても)全くうまくいきません。数字とOnの位置関係を逆にする必要があるのです。そんな訳で、最初から多言語化しようと計画していれば、このような「ローカライズの時に問題が発生する記述の仕方」を未然に防ぐことができます。逆に「日本だけでいいね」となれば、何も気にしないで進められることになります。

 

アプリを多言語化する前に知っておきたいこと(ローカライズの核)

 

夢のアプリの完成!嬉し涙が溢れてきそうですね。この瞬間は本当に感動するものです…と言いたいところですが、多くの人がそうでもありません。なぜなら、何も安心できないから。マーケティングをしなければ…今後のアップデートはどうだろうか…などなど、考えることが山ほどあります。これからアプリを開発しようとしている人にとっては少し興ざめかもしれません…しかし、決して、そんな捉え方はしないでもらいたいところです。私が言いたいのは「まだ一息つくには早すぎではありませんか?」というメッセージです。もちろん達成感はあります。その達成感を胸に、さらなるやる気の源に変えて…さらなる高みへ!

 

そんな訳で今回はアプリの多言語についてお話をさせていただきます。アプリの多言語化はあらゆるアプリにとっての課題であり、面倒な部分でもあり、リスクでもあり、チャンスでもあります。かなり長いお話になるので、ひょっとすると、途中からはまた別の記事でご紹介することになるかもしれません。

そもそも多言語化って?

 

多言語化とは…というお話です。簡単に言えば、色々な翻訳に訳すということ。しかし!!!そんな簡単な作業ではありません。もちろん翻訳なのですが…ちょっと違います。まず、翻訳という言葉は英語ではTranslationです。これは言語Aの文章を言語Bに変換する作業を意味します。

 

Translateの本来の意味をしらべてみましょう。一つ目の意味がこちら。

 

express the sense of (words or text) in another language.

 

意味:言葉や文章の意味を他の言語で表現する

 

つまり、ある言語で意味をなす言葉や文章を変換して、他の言語を使う誰かに理解してもらうということになります。言語の壁を超えた意味の伝達ですね。

 

二つ目の意味はこのようになっています。

 

convert something or be converted into

 

意味:何かを(何か他のものに)変換する

 

より、広義になりますね。そうです、Translateにはこのような意味もあるのです。どちらかというと、こちらがよりコアな意味でしょうか。ここから感じ取っていただきたいのは、少し機械的な雰囲気です。意味が通るように、ある言語から他の言語げ「換える」ということです。

 

そして、アプリの多言語化はこの翻訳だけではありません…というお話です。アプリの多言語化の際には、Translateではなくて、Localizeを目指しましょう。Localizeは日本語でも「ローカライズする」と言われます。何のこっちゃ?となりますね。ローカルという言葉はご存知でしょうか?そこから理解していくのが一番簡単です。ローカルレストランや、ローカルな人々といった文脈で使用されますね。つま理、「地元の」雰囲気が漂っています。ある土地や地域に固有のものです。ローカライズするのは、つまり、何かを「その地元風に」すること。そういうことです。単なる翻訳ではありません。

ローカライズの理想とは?

 

理想は、間違いなく「え?翻訳された結果ですか?」と言われることです。もともとその言語で開発されたアプリだと思われたら勝ちですね。しかし、これは簡単ではありません。かなり大変です。ローカライズの際には、言葉を丁寧に訳すことは基本ですが、これに加えて、その国(言語が使われている「地元」)の文化やテイストといったところまで理解する必要があります。具体的には…日本語でレストランの検索アプリを作ったとします。App Storeで使用するスクリーンショットには牛丼の有名チェーンの写真を(もちろん許可を得た上で、でしょうが)使いました。ここにある文字をただ英語に変えて、フランス語に変えて、ローカライズしたと言えるでしょうか。いいえ、全くダメです。もちろん、理解してもらえる…ところまではいくでしょう。しかし、全然「地元」に溶け込めていません。よそ者扱いされますね。

 

都会から来た転校生が田舎の学校で妬まれいじめられ…じゃないですけど、それに似た雰囲気です。どちらが都会でどちらが田舎かはこの場合関係ありません。私が言いたいのは、その場所の色に染まることの重要性です。どれだけ、仲良くしようと頑張っても、方言が話せなきゃ…意味がよそ者なのです。

 

今回はここまでにしておきましょう。アプリの多言語化といったら、まずはこの発想を取り入れてください。これこそがローカライズであり、名詞で言えばローカリゼーション(またはローカライゼーション)です。

 

初心者がアプリ開発を依頼する際に注意すべきこと(伝え方と維持費の話)

 

アプリ開発は誰でもできる時代になりました。それこそ、オンラインでドラッグ&ドロップするだけでアプリが開発できるサービスが登場するくらいですから。もちろんそんなサービスを使って開発をするのもいいことです。しかし、どうしてもオリジナルのアプリを作り上げたいというなら、自分で開発するか業者に頼むことになります。「アプリについては初心者だから…どうやって依頼すればいいの?」という部分をご紹介したいと思います。私は、アプリの知識ゼロ(アプリを使うだけ)の状態でアプリ開発を依頼したことがあります。その当時のことを振り返りながらポイントをまとめました。

できるだけ明確にする(当たり前だけどできていない)

 

どんなアプリが欲しいのかを明確にしてください。こう言われても、すぐに実践できる訳ではありませんが、敢えて言います。私が実際に知識ゼロでアプリ開発を頼んだ時の話です。「経路の検索ができるアプリを作って欲しいのですけど、おいくらですか?」今考えてみれば、酷い客ですね。こんな漠然とした質問から見積もりを出せるはずがありません。とはいえ、初心者なので、そんな私には、なすすべがありませんでした。どちらかと言えば、一緒に話し合って、何が作りたいのかを明確にしていければいいなぁ、という甘えすらありました。これは、開発者側からすれば非常に厄介です。是非ともやめてあげましょう。会話に大量の時間を割かなければならず、結果、「今回はやめておきます」と言われた日には、時間を返してくれーとなってしまいます。こんな悲しい状況を避けるために、初心者でもできるもっとマシな質問方法を考えました。それは、「このアプリみたいなものを作りたいんです」というものです。これはかなり便利です。

イメージに似ているアプリを示す

 

似ているアプリを示すだけで、一気にイメージが伝わります。開発者側としても、全体的なデザインが一瞬で把握できますし、機能しているところも確認できるので、非常に助かります。これを出発点とするのがおすすめです。そして、「この機能はいりません」「この機能は加えて欲しいです」というように調整をすれば、かなりスムーズに進みます。大概、似ているアプリはあるものです。必ずしも同じである必要はありません。むしろ、全く同じ/酷似しているのであれば、そのアプリを作る必要がありませんからね。さらにもうちょっと慣れてくれば、画面の様子をスケッチしてみることをお勧めします。アプリを起動したときにどのような画面が開いて、どのボタンをクリックすると、どの画面に移動して…というものです。難しく聞こえるかもしれませんが、案外そうでもありません。スケッチブックを用意して、縦長の四角(画面のイメージ)を書いて、そこから線を伸ばして、別の縦長の四角にくっつけて…これだけで、かなりイメージが伝わるものです。初心者と言えど、ここまでやると「お、お主」と向こう側からの見る目が変わるかもしれません。コミュニケーションがスムーズになることに間違いはありません。

お値段の話

 

ついでにお値段の話もしておきましょう。初心者にありがちなのが、開発にかかる費用は一時的だと思っているパターンです。色々とデザインを打ち合わせして、開発してもらって、どんとお支払いをしてOK!という訳ではありません。一番気をつけるべきは、管理費用です。通常、どのようなアプリであっても、継続的な管理が必要になります。これにいくらかかるのか明らかにしましょう。一度限りの費用に目が行きがちですが、実際のところ、どんどんと蓄積する管理費用の方がボディブローのようにじわじわと効いてきます。なので、ここまでしっかりと計算して採算が取れるようにしたいものです。管理の費用と一口に言っても、アプリの内容で大きく変わります。データベースの管理があるのかどうか…といった点ですね。そこで、アイデアを共有する早い段階から、毎月または毎年の管理費用は「できるだけいくらに抑えたいのか」はっきりと伝えることをお勧めします。結局のところせっかく開発しても、維持費を賄うことができなければ、そのアプリとは決別することになってしまいます。もったいないですね。初心者の多くが維持費を計算できていないのが悲しい現状です。長期的に運営できるかどうかまで考えて、業者に開発を依頼するようにしましょう。

 

初心者が知っておきたいアプリのアイデア出しの仕方(一番大事な思考の土台)

 

初心者だからこそ…素敵なアプリのアイデアが考えられる。私はそう考えています。なぜなら、余計な障壁が頭の中にないからです。もちろんプロの開発者の仕事は素晴らしいものですが、制約や制限を知っているせいで、アイデアという意味では、どこか壁を突破できていない部分があるかもしれません。しかし、一方で、アプリ開発に全く携わったことのない人は、自由な発想ができるもの。そこで、今回は是非とも「アプリ開発をやったことなんかない!ただアイデアはある!」という人のアプリとの日々を応援するためにこの記事を捧げます。

日常に潜む悩みを解決するのがアプリの宿命

 

まずは単刀直入に大事なことをお伝えします。アプリの役目。それは、日常に潜む問題や悩みを解決することです。これに尽きます。どれだけ「あ、その問題を解決するという手があったか」という視点を見つけられるか。これが大事になってくるわけです。ですので、常に日常に潜む「うわ、めんどくさい」「ぐへ、嫌だな」「うわあ、なんとかして」を意識化できるのかがポイントです。

まずは不便なことを意識してみる

 

舌打ちをしているだけでは何も意味がありません。ゴミを出そうとしたら、収集車がちょうどゴミを掻っ攫っていったところだった…家の中に鍵を忘れて、奥さんや旦那さんがそのまま鍵を閉めて外出してしまった…などなど、人生には、プチ悲劇が満載です。せっかくなので、ただ悲観するだけでなく、これを前向きに利用してやりましょう。それこそが、アプリ開発への第一歩です。考えてみれば、日常は不便だらけです。メモしてみればわかります。え…こんなに不便な生活をしていたの?となるはずです。できるだけ、妥協をしないでください。「まあ、これくらいの不便は仕方ないでしょう」と「そらくらい当たり前か」が最大の敵です。彼らにはサヨナラを告げてください。それが当たり前だと思っていたら、その先には何も新しいものは生まれません。さらにさらに、当たり前だと皆が思うことをすっきりと解決できたときに、素晴らしいアプリやヒットが生まれるものです。日常に目を凝らしましょう。

ものすごいメンドくさがり屋を演じてみる

 

理想は、最強のめんどくさがり屋になることです。あれも嫌だこれも嫌だとイチャモンをつけてください。どこの何がどうダメなのか、徹底的に分析しましょう。妥協を許さないイチャモンぶりです。これを徹底してください。こうするだけで、改善点がたくさん見えてきます。その改善点をアプリでなんとかすることはできますか?考えてみましょう。そして…もう一つ大事な点があります。それは、「でも、もう解決策があるんじゃないの?」と探ってみることです。大体のものには解決策となる製品やアプリが存在します。企業努力はすごいものです。でも、日常のあらゆる面倒や不便に意識を向ければ、必ずや、誰も目をつけていない「あったらいいな」に出会えるのです。

まだ解決策がない…そんなものが見つかったら?

 

解決策のない…アプリチャンスが見つかったとしましょう。続いては、どれだけの人がそれで困っているか考えてください。あまりにも、その悩みに共感できる人が少なすぎると、どれだけ素晴らしい解決策となるアプリでも、使う人がいません。使う人がいなければ、アプリとしての意味をなしません。例えば…かくれんぼをするときにカーテンにぐるぐる巻きになって、苦しいから、そんなときに酸素を確保してくれるアイテムが欲しい…そんな、需要の極めて少なそうな状況などです。しかし、早合点はしないでください。どれだけマニアックな状況であっても、そこに需要がないとは限りません。調査をすることが大事です。ネットで検索すればすぐにわかります。フォーラムや知恵袋でそのような質問があって、何も明確な答えがでていない場合にはチャンスです。そこには「あったらいいな」と「この解決策がすごい」という2つの要素の乖離が存在するということです。つまり、そこをうまく満たすアプリを作れば、一気にヒットできる可能性があります。もちろん最終的なヒットの要因はデザイン、マーケティング、価格設定などあらゆる要素に影響されますが。それでも一番大事なのは、このアイデア出しです。だからこそ、徹底的に考えるだけの価値はあります。アプリは初心者だから…と臆することなどありません。大事なのは解決されていない問題を見つけて、それを解決してあげること。とってもシンプルですね。