初心者がアプリ開発を依頼する際に注意すべきこと(伝え方と維持費の話)

 

アプリ開発は誰でもできる時代になりました。それこそ、オンラインでドラッグ&ドロップするだけでアプリが開発できるサービスが登場するくらいですから。もちろんそんなサービスを使って開発をするのもいいことです。しかし、どうしてもオリジナルのアプリを作り上げたいというなら、自分で開発するか業者に頼むことになります。「アプリについては初心者だから…どうやって依頼すればいいの?」という部分をご紹介したいと思います。私は、アプリの知識ゼロ(アプリを使うだけ)の状態でアプリ開発を依頼したことがあります。その当時のことを振り返りながらポイントをまとめました。

できるだけ明確にする(当たり前だけどできていない)

 

どんなアプリが欲しいのかを明確にしてください。こう言われても、すぐに実践できる訳ではありませんが、敢えて言います。私が実際に知識ゼロでアプリ開発を頼んだ時の話です。「経路の検索ができるアプリを作って欲しいのですけど、おいくらですか?」今考えてみれば、酷い客ですね。こんな漠然とした質問から見積もりを出せるはずがありません。とはいえ、初心者なので、そんな私には、なすすべがありませんでした。どちらかと言えば、一緒に話し合って、何が作りたいのかを明確にしていければいいなぁ、という甘えすらありました。これは、開発者側からすれば非常に厄介です。是非ともやめてあげましょう。会話に大量の時間を割かなければならず、結果、「今回はやめておきます」と言われた日には、時間を返してくれーとなってしまいます。こんな悲しい状況を避けるために、初心者でもできるもっとマシな質問方法を考えました。それは、「このアプリみたいなものを作りたいんです」というものです。これはかなり便利です。

イメージに似ているアプリを示す

 

似ているアプリを示すだけで、一気にイメージが伝わります。開発者側としても、全体的なデザインが一瞬で把握できますし、機能しているところも確認できるので、非常に助かります。これを出発点とするのがおすすめです。そして、「この機能はいりません」「この機能は加えて欲しいです」というように調整をすれば、かなりスムーズに進みます。大概、似ているアプリはあるものです。必ずしも同じである必要はありません。むしろ、全く同じ/酷似しているのであれば、そのアプリを作る必要がありませんからね。さらにもうちょっと慣れてくれば、画面の様子をスケッチしてみることをお勧めします。アプリを起動したときにどのような画面が開いて、どのボタンをクリックすると、どの画面に移動して…というものです。難しく聞こえるかもしれませんが、案外そうでもありません。スケッチブックを用意して、縦長の四角(画面のイメージ)を書いて、そこから線を伸ばして、別の縦長の四角にくっつけて…これだけで、かなりイメージが伝わるものです。初心者と言えど、ここまでやると「お、お主」と向こう側からの見る目が変わるかもしれません。コミュニケーションがスムーズになることに間違いはありません。

お値段の話

 

ついでにお値段の話もしておきましょう。初心者にありがちなのが、開発にかかる費用は一時的だと思っているパターンです。色々とデザインを打ち合わせして、開発してもらって、どんとお支払いをしてOK!という訳ではありません。一番気をつけるべきは、管理費用です。通常、どのようなアプリであっても、継続的な管理が必要になります。これにいくらかかるのか明らかにしましょう。一度限りの費用に目が行きがちですが、実際のところ、どんどんと蓄積する管理費用の方がボディブローのようにじわじわと効いてきます。なので、ここまでしっかりと計算して採算が取れるようにしたいものです。管理の費用と一口に言っても、アプリの内容で大きく変わります。データベースの管理があるのかどうか…といった点ですね。そこで、アイデアを共有する早い段階から、毎月または毎年の管理費用は「できるだけいくらに抑えたいのか」はっきりと伝えることをお勧めします。結局のところせっかく開発しても、維持費を賄うことができなければ、そのアプリとは決別することになってしまいます。もったいないですね。初心者の多くが維持費を計算できていないのが悲しい現状です。長期的に運営できるかどうかまで考えて、業者に開発を依頼するようにしましょう。